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2005/07/02

早も七月

ろくに更新も無いまま早くも半年を過ぎようとしています。

先月終わりに、懸案となっていたフランス製オールドのGEROM(恐らくは'45から'60位)と云うギターがやっと仕上がりました。

お預かりした時は状態が余り良くなく、演奏にも支障を来たす様な状態でした。しかし音色はフレンチ・ジャズらしい良い音が期待できそうです。

ネック幅いっぱいにインレイされているポジションマークは、よじれて剥がれかけていましたので、すべて剥がしてハカランダで埋め戻し、パールセルとアバロンで出来たモダンなものをインレイしなおしました。

バィンディングもうねりが出てほとんど付いていない状態なので、ポジションマークとイメージが合うようアイボリー、黒、白の3プライの物を作り、取り付けた後アバロンのサイドポジションを入れました。

ボディは何箇所かリペア後があり、それが目立ったので、トップコートのニスと下塗りの色ニスをアルコールで剥離し、下地のステインのみの状態からリペア後を補修し穴などを埋め、カラーニスを調色して作り塗った後、クリアラッカーで仕上げました。

剥離の段階で判ったのは、色ニスはヨーロッパでバイオリンなどに使われた、ルビーの様な赤い透明色の物だと言う事でした。

試行錯誤の末、ニスに数種の顔料を混ぜた後、数日置いてから上澄みの赤いクリアーな部分を抽出し使いました。トップコートは薄く仕上げたかった事と、演奏での使い易さを考えラッカーにしました。

ネックやヘッドも同様の仕上げです。チューニングマシンはガット弦用の物が付いていましたので、シャフト穴と取付けねじ穴を加工した上でスチール弦用のシャーラーの物に換えてあります。

完成してお渡ししたとこ ろ、大変喜んで頂けてほっとしました。

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