Northern Light

2005/07/19

モデル作り

なんだかここの所猫の話ばかりですね。依頼を頂いているモデルがまだ完成してないので逃避してるようです。いかんなあ。って、自分の事だろ!…。

DSCF0777s 現在完成を待つのは、1/2400サイズ太平洋戦争当時の日本戦艦44艘と、1/87ナロー9ミリゲージヨーロッパタイプSLはじめ11輌。

それぞれについて資料を集め、見に行ける範囲の展示物を見に行ったりして、頭の中に自分が過去に見た物も含め、一つひとつの全方向からの眺めや個々が持つであろう存在感などを構築しています。

艦船については、横須賀の「三笠」や自衛隊と米軍の艦船、父親が残してくれた戦時中の写真を含む資料(これは当然全部モノクロです。)などでイメージはほぼ完成しているのですが、小笠原に行ったとき見た、船が残す航跡や、強い光に照らされた艦船のイメージを、どう表現するかにまだ迷いが在ります。どうやった所で、いつも自分の想いの半分も表現出来ないのが常ですが。

SL、蒸気機関車の方は子供の頃実物に慣れ親しんだ分,少しだけ気楽に感じます。

名古屋駅南一キロほどの所に黄金機関区があります。私が中学生当時は東海道線の全区間電化が終わって少したった頃で、ここでは丁度蒸機とディーゼルの交替時期でした。

関西線、紀勢線、北陸線等はまだ蒸機が走っていた頃です。毎日のように見に行っているうち私の顔を覚えてくださる方も出来て、運転台に乗せてくださり、機器類や釜の焚き方を教えていただきました。灼ける鉄と石炭の入り混じった匂いを今も覚えています。

そのときの経験から察するに、軽便鉄道用小型蒸機の小さなキャビンの中は大変な環境だったでしょう。冬はまだしも、夏場は察するに余りあります。

小型蒸機では馬力不足から来る火力調整などの難しさがあったのではないかと思います。また、小型なる故の反応の速さと高負荷時の火力不足なども推察されます。

少し話が脱線してしまいましたが、雨宮などの小型機関車と、インドダージリン鉄道やスイスBRBなどの小型機関車は、よく似ているのだろうと感じています。その土地由来の日照の違いや、平均気温の違いから来る、塗料の焼け方の違いなどもあるでしょう。彩色もお国柄によるでしょうし。そこらを加味してイメージを作り上げています。

まあ、こんなこと書いてるより、こつこつと順番に仕上げていくしか無い事は、判ってはいるのですが。

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2005/07/02

早も七月

ろくに更新も無いまま早くも半年を過ぎようとしています。

先月終わりに、懸案となっていたフランス製オールドのGEROM(恐らくは'45から'60位)と云うギターがやっと仕上がりました。

お預かりした時は状態が余り良くなく、演奏にも支障を来たす様な状態でした。しかし音色はフレンチ・ジャズらしい良い音が期待できそうです。

ネック幅いっぱいにインレイされているポジションマークは、よじれて剥がれかけていましたので、すべて剥がしてハカランダで埋め戻し、パールセルとアバロンで出来たモダンなものをインレイしなおしました。

バィンディングもうねりが出てほとんど付いていない状態なので、ポジションマークとイメージが合うようアイボリー、黒、白の3プライの物を作り、取り付けた後アバロンのサイドポジションを入れました。

ボディは何箇所かリペア後があり、それが目立ったので、トップコートのニスと下塗りの色ニスをアルコールで剥離し、下地のステインのみの状態からリペア後を補修し穴などを埋め、カラーニスを調色して作り塗った後、クリアラッカーで仕上げました。

剥離の段階で判ったのは、色ニスはヨーロッパでバイオリンなどに使われた、ルビーの様な赤い透明色の物だと言う事でした。

試行錯誤の末、ニスに数種の顔料を混ぜた後、数日置いてから上澄みの赤いクリアーな部分を抽出し使いました。トップコートは薄く仕上げたかった事と、演奏での使い易さを考えラッカーにしました。

ネックやヘッドも同様の仕上げです。チューニングマシンはガット弦用の物が付いていましたので、シャフト穴と取付けねじ穴を加工した上でスチール弦用のシャーラーの物に換えてあります。

完成してお渡ししたとこ ろ、大変喜んで頂けてほっとしました。

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2005/02/21

はじめまして。

ホームページ建設中

出来かけのホームページからここへきて下さった皆さん、まだ中途半端ですみません。
あれやこれやと試行錯誤しながら迷走中です。

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